−fraise−

fraiseはフランス語で「いちご」。いちごケーキのような甘酸っぱい恋愛話で至福のひとときを。

中学3年生、私の初恋

      2017/09/22

私の初恋は中学3年生の時でした。
その日はクラス替えがあり、新しいクラス、新しい教室で過ごす初日でした。
私の前の席の子は休みなのか、
ホームルームが終わり、始業式が終わっても現れませんでした。

次の日、遅刻して教室に入ってきたのが初恋の彼でした。

彼は先生に
「寝坊しちゃった、ごめんね」
と平謝りし、私の前の席に座りました。

席が前後ろだったこともあり、私たちはすぐに仲良くなり、
彼は私にとって、一番の友達になりました。

中学を卒業して、高校生になっても私たちの関係は友達でした。
新しい制服を着ていた彼は、少しかっこよく、大人びて見えました。

別々の高校に進んだ私たちには、お互いに彼氏彼女が出来ました。

私は彼のことを知らない人と付き合い、
彼は私の知らない人と付き合いはじめました。

そしてまた3年が経ち、私は短期大学に入り、彼は就職して、
それでも私たちは…一番の友達でした。

私たちの関係は、これから何年経っても変わらないんだろうと
その時は思っていました。

そんなある日、彼が高校時代から付き合っていた彼女に振られてしまったと泣きながら電話をかけてきました。
その日私は付き合っていた人と地元のお祭りに行く約束をしていたのですが、
気がつくと泣いている彼に会いに行っていました。

その後、付き合っていた彼に言われました。

「きっと友達以上だよ。」

その言葉に、私はいつの間にか彼に恋していたことやっと気付きました。
一番の友達だから、と自分の気持ちに鍵をかけていました。
そのことで傷つけてしまった人がいたことを、その時やっと知りました。

彼に告白したのはそれから2年後でした。
彼は知ってたと笑いました。

出会ってから7年経って、私たちは付き合い始めました。
本当に幸せな時間でした。

しかし、そんな幸せな時間は長くは続きませんでした。

彼は宗教のめり込んでしまい、私の知っている大好きだった彼はいなくなってしまいました。

結局1年ほどして私たちはお別れしました。

そしてまた時が流れ、今、私は一児の母になりました。
未だに彼を思い出すと、甘酸っぱい気持ちになります。

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