−fraise−

fraiseはフランス語で「いちご」。いちごケーキのような甘酸っぱい恋愛話で至福のひとときを。

ネット恋愛

   

私が高校生のころ、付き合っていた初恋の人との思い出が、今も思い出すと甘酸っぱい思い出だったなと思います。

出会いはチャットで、俗世間にいうネット恋愛でした。

当時は恋愛経験はほとんどなく、はじめてお付き合いする人でした。

そして遠距離恋愛。

毎日メールでやり取りをしたり、時々電話で長電話をしたり。お互い口下手でうまくお話をすることができなかったのは今でもなつかしいな、と感じます。

日々、幸せだなぁと感じる中、自分でいいのかな、お付き合いするってこういうことなのかなと思うこともあったり。

デートも、頻繁にはできなかったけれど、手をつないだり、一緒にプリクラをとったり、ささやかな時間を一緒に過ごしていました。

お互いを大切にして、キスもハグもしない、プラトニックな関係でした。

大切にしてくれる人だったからこそ、とても大切で大好きな存在でした。

お話も、日々のことやお仕事のこと、学校のこと。他愛のないことが主だったけれどとても充実した毎日を過ごしていました。

最後に会ってデートしたのはお付き合いして3カ月、初夏の日差しのまぶしい日のことでした。

二人の会いやすい東京の街で、目的を決めるわけでもなく、お散歩をしたり、美術館に行ったり。

一緒にいるだけで満たされるような、穏やかな時間が流れていました。そのときは、別れの「またね」が永遠の別れになるとは思っていませんでした。

それからしばらくして、「別れよう」と連絡が来ました。

はじめ、まったく状況が読み取れず、「どうして?」としか言えませんでした。

理由は、自分の道を歩きたいから、ということでした。

受け入れられるまで、数カ月かかって、そろそろ前を向こうと思い、ありがとうを伝えたくて連絡を取ろうとメールをすると、エラーメールが返ってくる。電話も繋がらなくなっていました。

今になって思うと、当時はお互いが若かったんだなとようやく思えるようになりました。しばらくは面影を追いかけたりしていましたが、今は大切なことを教えてくれた彼に感謝しています。

あれから数年たって、ご縁があって結婚を前提にお付き合いしている彼は、その方と同郷、住んでいるところが近く、なんだか不思議な感じがします。

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