−fraise−

fraiseはフランス語で「いちご」。いちごケーキのような甘酸っぱい恋愛話で至福のひとときを。

女子高時代の先生への甘酸っぱい想い

      2017/02/27

私が高校生の頃の話です。

私は女子高に通っていました。

女子高なので、身近に接する男性と言えば先生のみという環境でした。

となると生徒たちが好きになるのは、学校にいる若い男の先生。

例にもれず、私もある若い先生に夢中でした。

友人たちと暇があれば、その先生の事ばかりしゃべる毎日。

そして、ちょっとした用事を作っては、話しかけに行ったり、バレンタインや誕生日にはプレゼントを贈っていました。

ある時、ちょっと帰りが遅くなった時に、たまたま先生と駅まで2人っきりで帰るというチャンスがめぐってきました。

もう、心臓はドキドキして、緊張が止まりません。

そんな時に、急に手を引き寄せられたのです。

どうやら、車が来ていたので、とっさに私を引っ張ってくれたようでした。

先生にしてみれば、特に深い想いはなかったとは思うのですが、その夜、私は本当に嬉しくて嬉しくて眠る事が出来なかったほどです。

今、考えれば思い違いもいいところですが、それ以来、更に先生への想いは加速していきました。

それまでは、キャーキャーと話しかけに行ったりしていたのに、逆に意識しすぎて話しかける事も出来なくなってしまったのです。

まるで、先生と秘密のお付き合いをしているかのようでした。

全くの一方的な想いでしたが…。

私は、受験を控えていたので、一生懸命勉強して大学生になろうと誓いました。

先生の事ばかり考えてはいたのですが、早く大学生になって先生とデートしたいという願いを胸に勉強は思いのほかはかどったのです。

「勉強、頑張れよ」と言われれば、「早く大学生になって、デートしよう」と言われていると思い、勝手な勘違いのおかげで、無事に大学は合格しました。

そして、3月になり晴れて卒業となったのですが、ショックな出来事が起こったのです。

先生が結婚するというのです。

しかも、高校時代から長くつきあっていた彼女と…。

私が夢中になっていた時期に既に愛する彼女がいたのです。
本当にショックでした…。

そして、そのショックから先生とは挨拶をする事もなく、卒業してしまいました。

先生のおかげで、無事に大学には合格できましたが、初めての大失恋でした。

大学に入ると環境も変わり、すぐに彼氏はでき、先生への気持ちは全くなくなりましたが、今でも大切な高校時代の甘酸っぱい想い出となっています。

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